外壁塗装のあれこれ
外壁塗装を行うと住宅の劣化を軽減できます
定期的に塗り替えると工事費用が抑えられます
屋根を保護し、防水機能を高めましょう
簡単にできる!外壁のセルフチェック
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色あせ、汚れやコケが目立つ
この症状は、塗膜が剥がれはじめ、色を発色させる顔料という成分が劣化しつつある状態です。
色あせの対策方法は塗り替えることですが、汚れやコケは掃除すると綺麗な状態に戻せます。
この段階であれば、まだ塗り替えが必要という訳ではありません。
しかし、外壁が劣化し始めているサインのため、引き続きセルフチェックを行うように心がけましょう。
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外壁を触ると白い粉が手に付く
白い粉が手に付くことを、塗装業界では「チョーキング現象」と言います。
天候や年数の経過により、顔料が消耗しているというサインになります。
そのため、防水機能も劣化し始めているので、放っておくと外壁内部まで雨水が浸入し、雨漏りの原因に繋がってしまいます。
住宅内部に深刻な影響を与えないためにも、業者に相談を取っておき早めの対策を講じましょう。
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雨漏りしている
雨漏りしてしまう原因には、屋根や壁の欠損部分から水が侵入してくる場合が多いです。
この状態までいってしまうと塗装工事だけではなく防水工事、コーキングなどの修繕が必要となってきます。
雨水が室内まで伝わり滴るということは、住宅内部の木部や鉄部が腐食し始めている可能性もあるため、迅速な対応が必要です。
まずは業者に連絡を取り、診断および修理を依頼しましょう。
ご予算に見合った塗料の性能を把握しましょう
1. ウレタン系塗料
2. シリコン系塗料
ウレタン系塗料よりも価格は高くなりますが、耐久性が7~10年と長く持つため塗り替える頻度を少なくできます。
また、耐水性や対候性があり、汚れを寄せ付けない効果があります。
3. フッ素系塗料
強固な塗膜を張るため耐久性が10~15年と長く、塗り替える回数も少なくなります。
しかし、費用はウレタン系塗料やシリコン系塗料よりも割高なものとなっています。
4. 無機系塗料
他の塗料に比べ、紫外線による塗膜の劣化が格段に少なく、15年以上の耐久性があるため長期間にわたり屋根を保護します。
ですが、価格は他の塗料よりも高くなっております。
また、無機系塗料は塗膜が非常に硬いので、ひび割れを起こしやすく、再塗装する際に塗料が上手く密着しないというデメリットがあります。